絶好調のフランクフルトは、20日のブンデスリーガ第22節でバイエルン・ミュンヘンを2-1で撃破。ドイツ誌『キッカー』はこの大一番で先発し、勝利に大きく貢献した鎌田大地や中盤で存在感を示した長谷部誠のパフォーマンスを高く評価した。
『キッカー』は、この試合でチーム2点目を決めたほか、鎌田のゴールでも決定的なプレーで起点となっていたユネスに最高点「1」を与え、マン・オブ・ザ・マッチと第22節ベストイレブン、さらにMVPにも選出。鎌田はコスティッチやGKケヴィン・トラップ、そして攻守で安定感を見せた長谷部と並んでチーム2位タイの評価となっている。ユネスのほか、フランクフルトからは鎌田、トラップがそれぞれ今季初めてベストイレブン入り果たした。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
同誌はこの一戦で11アシスト目を記録した鎌田と10アシスト目を記録したコスティッチに関するデータを紹介。アシストが集計されるようになった1988年以来、同一チームの選手2人が2桁のアシストを記録したのは2006-07シーズンのディエゴとミロスラフ・クローゼ(ブレーメン)、18-19シーズンのヨシュア・キミッヒとロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)、今シーズンのキミッヒとトーマス・ミュラー(バイエルン)に続く4組目であることを伝えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/350d2f89a10e92d31f8935ab1fdb29e54ab8c0a3
※キッカー誌のベストイレブン
※ブンデスリーガ公式ベストイレブン
※transfermarktのベストイレブン
※Sportschauのベストイレブン
【Comunioのベストイレブン】 【Sport MTF Statsのベストイレブン】 【Götter des Fußballsのベストイレブン】
現地フランクフルトサポーターの反応をまとめました
<ドイツの記者>
◆今のところ鎌田をどう評価してる?(悪意のない率直な感想)。彼は君を認めさせている?それともまだ彼をどちらかと言えば批判的に見てるの?
・(鎌田は)以前のエジルを思い起こさせる。(感情や情熱を伝える)ボディーランゲージはほとんどないが天才的なプレーをする。
宇佐美貴史「ドイツ語で「Körpersprache(ボディーランゲージ)」っていうこともよく監督は口にするんですけど、泥臭く戦って、感情をむき出しにして観客を味方につけろ!ということだと思います。」
https://www.bundesliga.com/jp/bundesliga/news/usami-interview2019-march-4265
・鎌田に批判的な人が何と言うか興味深いね。彼は試合ごとに良くなっていると思う。確かに変なボディーランゲージをするが、彼には優れたゲームインテリジェンスがある。
・その通りだ。ボディーランゲージに関してだが、ゴール後に彼にしたら感情をむき出しにして大喜びしてたと言っていい😃【ゴール動画】
・1試合に3回しか(効果的な)アクションをしないのが気に入らないわ。個人的には物足りないね。
・彼のアクションの3回のうち2回がゴールに繋がったら、試合の残り時間はデッキチェアを取り出して(スタジアムの)電光掲示板の日陰で寛いでも構わないわ。
11アシスト3ゴールして、彼はうちで最もスコアポイントを残している選手の一人だぞ。どうして物足りないことになるんだよ。
・鎌田は俺の期待に答えて認めさせている
・この鎌田は皆が思っているほど優れてないよ
・(バイエルン戦の)鎌田は良かったが、不注意なボールロストで失点の要因となった。【動画】 トゥタもよく似ていて、比較的好ゲームをしても自分達のボックス内でボールを蹴り出すのではなく不注意なロストを3、4回する。
・大地(のプレー)には光と影がある。バイエルン戦の後半は消えていたので、俺ならもっと早くに交代でさげて、例えばフルスティッチを入れたね。
・好き嫌いに関わらず、彼にチームにとって非常に重要な選手だ!チームのサッカーに新たなアクセントをつけて、ゴールを決める👍😄
・バイエルン戦以降、彼の冷静で見事なシュートについて語る必要はもうないと思う
・絶対にロナルドレング記者には同調しないね。でも、俺が今何か不満がある選手はいるだろうか 🙂 できればこのように続けてくれたなぁ
※ロナルドレング記者・・・鎌田を絶賛する記事を書いた鎌田狂の記者
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鎌田を「見ているだけで幸せ」“崇高な才能”に独識者賛辞「あんな選手は滅多に見ない」
・キッカー誌のアシストランキングトップ。バイエルン戦でゴールを決めて、とても好感が持てる謙虚ば奴だ。19歳で全く異なる文化のここに来て、遠回りしたが2回目の挑戦で成功してる。尊敬の念しかないわ。
・😘🦅♥️
・鎌田翼だ
・失点の75%は彼の責任だ。ボールを失った後にボールを奪い返そうとせずに・・・小走りしてただけだ。それ以外はサムライとポケモンの間だった。
・鎌田はベストイレブンに選ばれてるぐらいだから十分に期待に応えてるのでは?
・数字を残してるが、彼の(感情や情熱を伝えない)ボディーランゲージはフランクフルトのDNAにマッチしない。でも、彼の技術はまさしくこのチームが必要としてるものだから、うまくいってるのかも。
彼にとって不運なのは自動的にユネスと比べられることだ。ユネスはフィジカルとテクニックの両方で貢献する。その一方で鎌田は相手から見くびられているのが想像できる。
・ユネスが同じチームにいるのは幸運だよ。それで彼の負担が軽減されて、プレーが良くなる。サイドの選手と比較すべきだ。
・ボディーランゲージについてとやかく言う人がいたら、2点目時の彼の姿勢を見るべきだ。【動画】ボールを外に出さずに得点を可能にしたのだから。
・鎌田は天才と狂気の狭間にいる。試合中に俺を本当にイライラさせるが、同時にほぼ全ての相手チームは彼のような選手を欲しがるだろう。
<バイエルンサポ>
・バイエルン戦のフランクフルトのスタメンを全員今節のベストイレブンに入れられただろうな。それでも、物議を醸さなかっただろう。
❐鎌田はめっちゃ過小評価されていると思わない?コンスタントに批判されている、ボールは失うが11アシスト3ゴールは本当に並外れているよ
<ドイツの記者>
◆俺が鎌田をどのように評価してるかみんなが知っている 😉 非常に素晴らしいと思う
❐もちろん素晴らしいよ。でも、ここのフランクフルトのファンのアカウントを見ると、鎌田がまたボールを失っているやら交代で下げろやら言ってる。もし良いプレーをしても稀にしか褒められてない。一流の選手なのに :))